4月1日
みなさん、こんばんは!この度、現役として退くことを決意しました。
18歳の頃にプロ契約したが、わずか1年で契約解除。
『おまえはプロ向きの性格じゃない!』と言われて契約してもらえなかったことがすごく悔しかった。
19~20歳の頃に働きながらサッカーをしていたが、リストラにあい、失業手当をもらいにハローワークに通っていた。若い頃の自分にとって、それがすごく惨めに感じたし、物凄く悔しかった。
最近、その頃の事をよく思い出す。
"何で契約してもらえないんだ"とか"何で自分がリストラにあわないといけないんだ!"と周りのせいにしてばかりいる自分がいた。
その悔しい思いを力に変えて、サッカーをやり続けてきた。
そして、今はその出来事に本当に感謝している。
その経験があったからこそ、プロとしてこれまでやってこられたんだろうし、その悔しい気持ちが自分のサッカー人生を支えてくれた。今まで共に戦ってきた良い仲間・ライバル(選手)、監督、コーチ、スタッフたちに出会えた。
そして、いつも気にかけ背中を押してくれた浦和レッズ、横河電機(株)現「横河武蔵野フットボールクラブ」、アルビレックス新潟、京都サンガ、大分トリニータ、東京ヴェルディ、ギラヴァンツ北九州、アルビレックス新潟シンガポールのサポーター達に出会えたことに感謝しています。
この場を借りて、自分に携わってくれた方々に深く感謝の意を述べたいと思います。
これまで"サッカー選手 鈴木慎吾"を支えていただき本当にありがとうございました!
このご恩は一生忘れません。
もうひとつ。山あり谷ありだった自分のサッカー人生をいつもそばで寄り添い、あたたかく見守ってくれた家族にも、感謝の言葉を伝えたい。
プレーする場所を探していた時や、ケガで満足にプレーができなかった時。家族が見守り、励ましてくれたからこそ、あきらめずに続けられたんじゃないかと思う。
心からありがとう。これからもよろしくお願いします。
本当に、プロとしてやってこられて幸せでした。色んな方々が自分のプレーを見て、ほんの少しでも元気や勇気や感動を感じてくれていたら幸せです。
プロとして36歳までやってきた経験をベースに、これからもサッカーに携わる仕事をしていきたいと思っています。
引き続き、サッカーに携わりながら、更に自分を磨き、人に幸せを与えられたらと思っています。
これからの"社会人 鈴木慎吾"をよろしくお願いします。
またどこかでみなさんにお会いできる日を楽しみにしています♪
見かけた際は、気軽に声をかけて下さい。
最後に改めてサポーターの方々、本当に今まで熱い応援をありがとうございました。
それでは、失礼します。
鈴木 慎吾 | 22:52 | comments (49) | trackback (x)